一番好きなセゾンビール!:志賀高原「インディアサマーセゾン」
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ビール紹介4杯目は志賀高原ビール(玉村本店)の「インディアサマーセゾン」です。先日「蔵くら」に訪問した際にドラフトを飲みました。
メーカー | 志賀高原ビール(玉村本店) |
ビール名 | インディアサマーセゾン |
アルコール度数 | 7% |
スタイル | セゾン |
Rate beerの点数 | 92点(URL) |
香り
パイナップのような感じでとてもフルーティー。セゾン酵母由来の香りでしょうか。
飲み口
最初にホップの香りと苦味がきて、その直後にセゾン酵母独特な味わいがガツンときます。セゾンの味わいは結構強烈ですが、ドライな味わいも合わさって嫌味な感じが少なくてとても好印象です。
アルコール度数は7%とセゾンビールにしては高めですが、それを感じさせないのでグイグイ飲んでしまいます。危ないタイプのビールだ。。
余韻
セゾン酵母の香りが余韻として残りとても心地がいいです。一般的なセゾンビールよりも香りが強いので、セゾンビール好きにはたまらない!
その他
セゾンビールの中で一番好きなビールはこのインディアサマーセゾンです。といっても最初は「大嫌い」な部類でした。
クラフトビールを飲み始めた頃はセゾン酵母の香りを「くさい」と認識していたのですが、いろいろなビールを飲むについれてセゾン酵母の香りにも慣れて、現在に至ります。人間の味覚は徐々に変化していくところが面白いですよね。
メーカー説明
もともとは農閑期の冬から春にかけて、夏の農作業のために仕込まれたというセゾン。保存性をよくするためにつかわれたホップが、ベルギービールの中でも際立つビールです。
http://www.tamamura-honten.co.jp/shop-siga-beer-indian-86.html
このセゾンを、夏を通り越して、晩秋の「インディアン・サマー」の季節までもつように、さらに、たっぷりのホップをつかって仕込んでみました。
Indian Summer という言葉は、北米のもの。一方のセゾンは、ベルギーでもフランス語圏のビール。というわけで、まあこじつけです。
大好きなセゾンを、ぼくららしくたっぷりのホップでつくってみたかったというわけです。
すでに、この名前をみて、セゾンのIPA的なものだと思われた方もいらっしゃると思いますが、そういう意味ではほぼ正解なのです。「IPAの”I”はIndia であって、Indianじゃないぞ」なんて思っていた方もいたかもしれませんが悪しからず。
アルコール度数は7%。セゾン酵母により、度数を感じさせないドライさと嫌みのないフルーティさ。IBUは通常のIPAよりもやや低めの50くらいの設定ですが、ドライなボディとのバランスでは十分程よく(!?)苦いです。
ホップは、ニュージーランド産と、アメリカ産の新品種が中心。通常のIPAやHouse IPAでつかっているものと比較して、やや「青い」感じの爽快な香りが特徴です。
ホップのフレッシュな香りを楽しんでいただきたいということで、ボトルコンディションの山伏シリーズではなく、通常の志賀高原ビールとして、発売です。つくったぼくらはとても気に入っています。ぜひ、お試しください!
ごちそうさまでした。